Machapuchre(6995m) & Mardi Himal(5554m) 4,200mのViewPointより
2019 Mardi Himal Trecking
2019/04/25~5/9
4月25日 AM:11:00 MH9117Narita(Malaysia Airlines)~Kuala Lumpur PM:17:45
ほぼ定刻にクアラルンプールに到着し、電車(Express)で市内のホテルへ。
夕食のため外に出るがレストランらしきもはなく、Open Cafeのようだが食べているものは
どうも怪しいので”KFC”でフライドチキンとポテトで済ました。
お国柄酒の種類は販売されずコンビニでビールを購入しホテルで飲んだ。
4月26日 PM:15:25 MH114でKuala Lumpur~Kathmandu PM:17:55
入国審査もスムーズに通過し、出迎えのBirさんと合流。
Bir Houseで歓迎のビールとロキシーで夕食。
ダーフバッグに荷物を詰め込み、明日からのトレッキング費用等の支払いをを済ませて就寝。
4月27日 5時起床
朝食を済ませて7時に空港へ向かい、673便(08:20)でPhokaraへ
ポーターのRamさんと合流し、4輪駆動車(Mahindra)で出発。
市外へ出るときに車の音が怪しい、すぐに修理工場?らしきところに行き前輪に水をかけたがゴムの臭いは取 れた
がエンジンが吹き上がらない。いろいろ調整し、3,40分かかってようやく修理工場のメカニックと工具を載せて再出発。
この車、大丈夫かなと思ったらやはり目的地近くのDampus手前で坂が上れない。バックしてからもう一度挑戦、ようや
く2,3回こんな状態を繰り返しDampus到着。1650m
AM:10:45ここからTrecking開始だ。
ここは1984年12月にゴラパニ峠へ入ったコースで当時は車での入山はおろかJomson街道もカリガンダキ沿いに道があるの
みで、30数年の間にいたるところに車が入れるようになった。
周囲の段々畑も緑に映えるジャガイモ畑や茶色に実った小麦の収穫も始まっていた。
AM:12:15Pothanaで昼食。spaghetti
隣のテーブルに日本人の夫妻がいてHigh Campから下山の予定だそうだ。しかし翌日Forest Campに泊まった後は姿を見
ていないのでどかで引き返したのか逢うことはなかった。
PM:13:15~14:30 Deurali到着。Everest Beer(600Rs)Nice View Lodge 2100m
4月28日AM:4:50起床、晴れ
5時から撮影開始、6時
チャパティ、スクランブルエッグ、珈琲など
AM:07:35~10:20(小さなKharka)朽ちた原木にシイタケがたくさん生えていたが日本だったら採取していたのに。
11:20Ghalelの分岐で小休止。
上り下りを経て、AM:13:35 Forest Camp到着。
久しぶりに下山組やこれからLow Campに向かう人たちが行き来していた。
レモンティー、Veg.Carryの遅い昼食。
途中で小雨が降り出したが濡れるほどではなかった。
Low Camp 到着 PM:16:25 3050m
PM:18:30 DinnerではspaghettiとPizza、Beerを頼んだが量が多くBir、Ramさんに助けもっらた。
Machaapchre
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Deuraliの朝
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Annapuruna South
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Machaapchre
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ツメ草
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野イチゴ
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桜草
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桜草
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4月29日 AM:04:50起床。
Lodge横でマチャプチャレの雄姿撮影。
朝食はおかゆに梅干し
AM:07:40出発~09:10 BadalDanda(Yaku Farm)3250m
シャクナゲの生い茂る林を進むと一面に赤やピンクのシャクナゲが目を見張るほど咲き疲れを吹き飛ばすようでもある。
AM:11:40High Camp到着 3600m
昼食は二人でVeg.NoodleとTibetanBred、Soupをシェアーして食べた。もちろんビールも。
午後からしばらく激しく雨が降り明日の天気は必ず晴れると予想していた。
夕食はチベッタンブレッド、モモ、トマトスープ、ロキシー
夜半から星空とマチャプチャレが見えたので夜間撮影を数枚撮ったが星の数が多く星座の判別が困難だった。
野生のラン |
シャクナゲ
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シャクナゲ
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ViewPoint4200m
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4月30日 AM:04:15起床。
夜明け前の撮影開始。
朝食、チベッタンブレッドとスープ
AM:07:00-09:40 Mardi View Point 到着。
雪はここから積もっていて、Base Campは危険なためこれよりゆかないよう注意された。
3月に手前の急斜面で滑落事故で1人死亡しているので特にバッテイの主人が登山者に呼び掛けているという。
到着してカメラを出した途端にマチャプチャレの頂上が雲に隠れた。なんということか。しばらく待って雲の切れ間を数枚
撮影できた。10分程遅れてKさんとポーターが到着し、小1時間お茶をしながら周囲のアンナプルナsouth(7219m)や
Hiunchuliの撮影をした。まさに壮大で、Annapuruna 1(8091m)の稜線から続くGlacierDome、Gangapuruna(7454m)が
一望できた。
今回のMardihimalはMachhapuchreの稜線手前のコブで(5554m)遠方からはつながって見えるが目の前ではその全貌が
よく見える。欧米人は陽気で奇声を上げたり飛び跳ねたりして結構盛り上がっていた。
AM:10:30‐High Camp12:05 到着。
昼食 Veg.Noodle,ChickinSoupで下山開始。
PM:13:15~14:40 BadalDanda(Yaku Farm)このLodgeはヤクを80頭ほど放牧していて途中の急斜面で草を食べていたの
を見かけた。
部屋に荷物を置いた途端に激しい雷が頭の上で鳴り出し最初は雨が、そのうちに大粒 の雹がトタン屋根を激しく落ちて話
ができないほどの音で2時間くらいは降った。Lodgeの前は一面白く、屋根か ら滑り落ちて小屋の連中はその雹をスコップ
ですくい屋根に投げて雨どいから溶けてバ ケツに水をためていた。 雹の降る中、窓ガラスを背負ったポーターが
3人すぐ上の建設中のLodgeに荷物を置いて濡れた衣服をストーブで乾かしまた山を下って行った。彼らはLandrukから荷
揚げで往復しているらしい。泊り客はFrance人の女性1人。
夕食はモモ、チャパテイ、Veg.Soup とロキシー、ビール。
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5月1日 快晴
見納めのMachapuchreとシャクナゲ撮影。
AM:07:15~LowCamp 08:05(08:25)~10:15
シャクナゲと雑木の高木林を抜けるとForestCampに到着し、少し早いが昼食にした。
前日に荷揚げで来ていたポーターがLodge前に今日もこの時間にまた窓枠を担いできていた。
彼らは上り6時間以上を往復し翌日またその繰り返しをしている。
PM:12:00からLandlukへDeuraliとの分岐から今にも転がり落ちそうな急斜面を下るが途中、石段作りの作業員が幅1m以上も
鉄のバールと石のみで工事をしていた。それにしても登山道は石段が多い。
標高が下がるにつれて気温上で下りでも汗が出る。
やがて眼下にLandlukの村が見えてきたがその村まではなかなか近づかない、標高差1200mもあるからだ。
段々畑の間を抜けると石畳の村に到着し、昨年アンナプルナ内院の帰りに泊まったMayaLodgeだ。ちょうどその入り口に
カップルの日本人がいて今夜の宿泊先を探していたので、ここはどうかと言ったらどうも宿泊料のことですぐ下のLodgeに
決めたらしい。ガイドなしでのトレッカーなので節約志向かお金がないのか翌日はDanpusまで下るとのことだった。
NayapulからGandlukまで車で入りABC(アンナプルナ内院を8日コースできたとのことだった。
Lodgeから対岸の斜面にはTourBusが警笛を鳴らしながら4,5台連続して下ってくるのが見えたが今ではGandlukまで
バスが入りそこからABCやゴラパニまでツーリストが入るとのことで日にちが短縮されるようだ。
Landluk PM:14:20着。1645m、とりあえづビールで乾杯。
Lodgeの夫妻はポカラまで出かけていて夜遅くかえるというので隣のおばさんが代わりに対応してくれた。
夕飯は先にBirさんもビールを付き合って飲んでまた更にロキシーも程よく酔い定番のダルバートを食った。
つまみは毎晩豆とピーナッツと干し肉を炙りミトサーの連発だった。
5月2日夜中の3時過ぎに起きてバルブ撮影始めたが夜中十電機がついていて撮影ならず、ビルさん曰く電気代が低額の
ため消灯はしないそうだ。
朝食AM:06:30、パンケーキ、フルーツ、コーヒー
07:15-07:50つり橋のあるModi Kola着。
これよりGandlukまでの上りだが昔通ったことが思い出せない。
Gandluk入り口でKimcheからの道と合流し、昨年泊まったViewHotelに到着。AM:11:10
昼食、Veg.Frid Noodle、TomatoSoup、Lemotea
PM:12;15~Baishi Kharka PM:14:55着。NishaGuestHouse。Lodgeが3軒で若いお姉さんが3人前庭で草取りをしているが
きれい好きだね。
長い坂や滝を見ながら、また周辺では犬がしきりに吠えていた。これは近くに猿が来ているので追い回していたのだった。
来る途中も白黒の毛の猿をBirさんが見つけて教えてくれたが珍しかった。下山中の欧米人で馬に乗った女性が高山病の
症状か苦しそうにつかまり馬方に抑えられて下って行った。
ビールを飲んでからTシャツとバンダナを洗濯したが風の勢いと乾燥もあってかすぐに乾いた。
林に囲まれたところで山の見えないところなので午後の時間はのんびり過ごすことができた。
夕刻になっても下山する人がいて暗い夜道をどこまで下るのかたぶんGandlukだろうが他人事ながら心配だ。
夕食 サンドイッチ、サラダ、Thuppa ロキシー
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5月3日 AM:05:10 起床 晴れ
サンドイッチ、トマトスープ。
出発07:10~08:05Tadapani(08:30)~MesharAM:10:45お茶を飲んでいると下からロシア人16人のツアーが到着、ポーターが
8人とガイド等28人。人数は少ないが遅い人等で全容が見えない。
AM:10:45 Heven View Lodge 2969m 周りの山が一面のシャクナゲで赤やピンクに染まっていた。
AM:11:20~12:00 Ishar 3113m 小高い急な登りのところにLodge が2軒
昼飯、Frid Noodle Lemontea
PM:13:00~14:30 Dovato(BaishiKaharka、3軒ある一番上のLodge 3500m
小屋番と7,8歳の女の子だった。幼い子で塗り絵に興じていて小屋の従業員だという。
ビールとロキシー、Kさんの餅を焼いて皆で食べたが女の子は1つ食ったらもういらないと言っていたがせめて海苔か醤油
に付けたらどうだったかな?夕飯はNoodle&TomatoSoup
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ダウラギリ |
ドバトの主人と子供 |
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5月4日 AM:04:20起床。
AM:04:40~05:10 ヘッドランプをつけてMuldai View Point(3636㎜)へLodgeの看板には15分と書いてあったが
30分かかった。
Machaapchreの右側から光芒が出てやがて東の空が赤く染まり始めるとご来光とともにAnnapuruna も日が差し始めた。
北側のDauragiliは頂上だけ雲がかかりそれでも1峰から5峰まで素晴らしい眺めでカメラをどの方向に向けてもシヤツター
の音は切れ間がないほど忙しかった。
記念撮影は二の次状態でKさんも同様だった。
6時過ぎまで山頂に滞在後Lodgeに戻り朝食チベッタンブレッド Tomato soupde空腹を満たし、AM:07:30今日の予定の
Swanta目指して下山。途中のBayellまでほぼ尾根伝いでDauragiliを見ながらKharkaの丘についてお茶をしてから遥か下に
見えるSwantaへ沢筋を巻きながら下る。途中北側斜面には残雪が点在し雪解けの襲いことを感じる。
AM:10:30 Khopradandaの分岐で小休止、ロシア人のPartyはここから川まで下りまたそれ以上にChistibangのLodgeまで
のぼることになる。落ち葉が大量に道をふさぎ足元に気を付けながら急こう配の下りをひたすら行くとしたからカウベルの
音がガランガラン聞こえたが草原でヤクが10頭余り競うように草を食んでいた。その先の野球場よりも広そうなKharkaで
Birさんが持ってきたパンとチーズでおやつの時間だ。すぐそばにはビニールシートで張ったヤク使いの休憩場所か一応
ソーラーで発電もしているようだ。夏場の小屋かもしれない。
回り込んだ尾根を抜けると眼下にSwantaの村が段々畑の先に姿を現した。
PM:13:20 Swanta Hotel Candle IN 庭は芝生で最近OpenしたLodgeだ。
ここまでくればもう早速ビールをとすぐに2本を飲み干した。
昼飯はポテトチップス、Fride Noodle
午後はしばらく外で休息し、洗濯などで時間をつぶした。
夕食はFriderice,マッツシュルームスープ,ロキシー
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5月5日晴れ Lodge横に薄い雲が切れてDauragiliが姿を見せた。
朝飯前にしばらく撮影をしてからチャパテイ、ゆで卵、ジャガイモスープ、紅茶。
AM:07:45出発30分程下り川に新しい橋が、なんとコンクリートの太鼓橋だ。工事中で足場を伝って渡りここもすぐに下の
Shikhaと道がつながるだろう。ShikhaはTatopaniから道路はできているがトラックのみで車での移動はできそうにない。
Tatopaniから日本人のトレッカーが4,5人上ってきた。AM:09:00 Checkpostパーミットのチェックをして再び車道と
登山道を交差したり埃っポイ道を緩やかに下った。近くではダム建設がありトラックが物凄いエンジン音と土埃を上げて
工事現場に向かっていった。Tatopaniは下の川とジョムソン街道と並行したカリガンダキが合流する少し上流にあり、
近そうでも見えない。最後の急な長い石段を下ると吊り橋の先がTatopaniだ。街道を30分ほどでTatopaniのCheck
postが今日の終点だ。
AM:12:40 Frid Nodle,Tomatosoup,Beer
しばらく休憩してから、10間の汗を流しに露天のお風呂に(150Rs)
2つあるプールの1っだけぬるま湯でつかることができたが、もう1つは熱湯状態で入れない。汗を流して入った途端に
とてつもなくあっちっちち。両腕が紫外線で真っ赤になっていたので万歳状態で湯船に(なんと滑稽なことか)。
インド系の客が多く彼らはお湯につかった事がないのか子供は特に暴れるようにはしゃいでいた。この野郎静かにせんかと
言いたいくらいだが親も一緒だ。
おばさんたちは水着じゃなく普段着Pokharaのワンピースで入っているみたいだ。
シャツの選択をしたが乾燥と風で夕方にはまた乾いた。替えのシャツはあまり必要なかったようだ。
夜はGrilld Chickin、ロシアンサラダ、卵、サンドイッチ、Beer4本(特にBirさんが呑みたかったようだ)
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